エクセルとワードさえできれば…という人向け中古パソコンの選び方
最近、「中古でもいいから安いパソコンを探してもらえないか?」という相談を受けることが多い。
たしかに家電量販店などに並ぶパソコンは、10万円~20万円するラインナップが多く、インターネットやエクセル・ワード程度しか使わない一般の人たちにっては、「高ッ!」と思われても仕方ない値段ばかりだ。
そこで、おおよその予算を聞いてみると、2万円~3万円と言われることが多い。
まー、ネット通販で探せば余裕ですね。
抑えるポイントは、以下の6つ。
・中古品
・業務用パソコン
・HP(ヒューレット・パッカード)製
・デスクトップ型
・CPUは「Core 2 Duo」
・OEM版の古いオフィス(エクセル・ワード)
業務用と個人用の違い
ビジネス向けの業務用パソコンは、個人向けパソコンと違い、余計な部分にコストを掛けていない分、値段も安い。
その為、筐体のデザインがチープだったり、ややメモリが低かったりするが、3Dゲームでもしない限り、十分ストレスなく使える。
「業務用」と明確に記載してないこともありますが、複数の在庫があったり、ショップ内に同じスペックの商品ページが存在する場合、業務用として使われていた可能性が高いです。
流通量が多い機種が狙い目!
企業では社内のパソコン全てを一斉に入れ替えることが多く、一度に大量の中古品が出まわります。
その為、中古パソコン販売店も売りさばくのに必死で、一台あたりの販売価格もかなり安くなります。
特に流通量が多いHP製は狙い目!
ノートパソコンよりデスクトップの方が安い!
ノートパソコンよりもデスクトップパソコンの方が相場では安いです。
中古市場ではデスクトップパソコンの方が流通数が多いのも理由の一つではあるが、修理のしやすが大きな要因。
デスクトップなら、引き取った時に故障箇所があっても、部品交換ですぐ直ることも多い。
ところが、ノートパソコンの場合、構造も複雑で部品も小さい為、分解修理に手間が掛かり、業者側としては割に合わない。
最近のパソコンは無駄にスペック良過ぎ
最近のパソコンはオーバースペック過ぎです。
CPUがi5とかi7って、動画編集でもするの?ってぐらい余計です。
用途がインターネット・エクセル・ワード程度であれば、CPUは「Core 2 Duo」、メモリも「1GB」あれば十分。
「Core 2 Duo」は発売当時から非常に人気があったCPUで、今でも流通数も多い為、状態が良いものが見つかりやすいです。
高額なオフィスソフトも◯◯◯なら安い
最新版のオフィスなら、安くても2万円以上もする。
ところが、古いオフィスなら非常に安く購入できる。
例えば、2003年版のオフィスなら5,000円だ。
エクセル・ワードの基本的な機能は変わっていないので、今でも十分使えるし、win7・win8でもちゃんと動く。
ただし、これは「OEM」という特別なライセンスが付いている。
OEMとは、パソコン(ハード製品)と一緒に購入してくれれば、ソフト代は安くしますよーという制度。
なぜ安くなるのかというと、本来、製品のサポートはオフィスの販売元のMicrosoftが行います。
しかし、パソコンを販売したお店がサポートもしてくれるのなら…という約束のもとお客は製品を安く買うことができるのです。
しかし、ヤフオクでは単体で出回ってしまっていますが…
実際に探してみよう!
実際に目当てのパソコンを探してみましょう。
画像クリック先の中古パソコンショップ「くじらや」は、僕も3台ほど中古パソコンを購入してますが、状態もキレイでしたし、保証も一か月は付いてますし、オススメです↓
どうでしょう?オフィス込でも一万数千円あれば十分ですよね!
余ったお金で、ウィルスソフトやスピーカー、無線LANアダプタなんかも揃えられます。
マウスやキーボードは付属していることが多いですが、もし付属していないようであれば、それらも忘れずに。