GOPAN(ゴパン)購入前に、グルテンとショートニングが気になる
わざわざ米粉を買ってこなくても、普通のお米からパンが作れるベーカリーだなんて…素晴らしい!
と思ってたGOPAN(ゴパン)ですが、色々と問題ありそうですね。
予約殺到つって発売日が11月11日延期にもなったし。
まず、材料がお米だけじゃない。
「おうちのお米から、そのままパンに」とのキャッチで売っているが、実際に作るには、以下の材料が必要です。
・お米
・水
・砂糖
・塩
・ドライイースト
・グルテン
・ショートニング
問題1:グルテンの価格と入手方法
グルテンとは、小麦粉のたんぱく質でパンを膨らませたり、麺のコシを出す役割を担います。
ゴパンでは一回(斤)焼くのに50gのグルテンが必要で、グルテンの価格は100gで200円~1000円以上と意外と高価。
また、普通のスーパーではなかなか売ってないので、通販で購入することになると思います。
また、小麦グルテンの代わりに上新粉、または強力粉を使うこともできるようですが、焼き上がりのパンの高さや食感が違ったパンになるようです。
[強力粉] もちもち感が少し少ないパン
[上新粉] 使うともっちり感が強く、食べ応えのあるパン
Q.小麦グルテンを使用しなくても作ることができますか?(ゴパン公式サイト)
グルテンを通販で購入するのが手間でない、もしくは、 強力粉・上新粉での使用で満足できるかが肝になりそうだ。
問題2:ショートニングの人体への影響
ショートニングとは、精製した動物油脂、植物油脂などを主原料としたものに化学成分を混入して作られた食用油脂です。
クッキーやビスケットといった焼き菓子、パン、アイスクリーム、フライ用の揚げ油などに用いられ、サクサクやポロポロといった食感や口当たりを良くする為に使用されます。
それの何が問題なのかというと、ショートニングには、「トランス脂肪酸」という成分が含まれているからです。
このトランス脂肪酸の摂取は、冠状動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)といった病気を引き起こす要因になると言われています。
事実、アメリカではトランス脂肪酸量の表示を2006年1月1日から義務。
2006年ニューヨーク市では使用量の制限、2008年カリフォルニア州では使用を禁止されました。
また、カナダ、EU、イギリス、デンマーク、韓国といった海外の多くでトランス脂肪酸量の表示や制限が義務化されているが、2010年現在、日本では、摂取量は少なく健康への影響は小さいとされている為、使用量の規制などされていない。
[All About] 植物性人工脂肪のトランス脂肪酸は健康の敵
正直、子供に食べさせるものとしては、かなり抵抗がある。
ただし、ショートニングを使用せず、無塩バター、オリーブオイルなどの油脂でも代用が可能。
オリーブオイルを使用した場合は、パンの高さ、風味などがショートニングを使用した場合と比較して若干異なるとの事。
Q.ショートニングを使わないでパンを焼けますか?(ゴパン公式サイト)
問題3:音が大きい
三洋のメーカーさんからの話だと、音がうるさいとの事。
実際に聞かせてもらったら、ミキサーより少しうるさいくらいの音がします。
夜中に動かすのは、少し厳しいかなー。
以上、GOPAN(ゴパン)に関する購入前の気になるポイントでした。
悪いことばっかり書きましたけど、実際にモニターとして使わせてもらって作ったパンは、もっちもっちで凄く美味しかったですよ。