3ピンのファンを2ピンの電源コネクタに接続して動かす方法
コネクタからケーブルを切断し、必要な電源ケーブルだけを直で繋ぎましょう!
ジャンクで購入した3ピンタイプの中古ファン。
さっそく、マザーボード(型番)のファン端子(sys_fan)に繋ぐが動かない。
BIOSを確認してみるも、どうやら認識していない様子。
仕方ないので、電源から直で繋ぐことに。
元々付いていたファンは2ピンタイプで、赤・黒・黒・黄とある4ピンの電源コネクタから取り出した2ピンのコネクタと接続してあった。
今回、この2ピンの電源と3ピンの中古ファンを接続することに。
まずは、念のため、2ピンの電源コネクタの電圧を確認します。
赤・黒・黒・黄とある4ピンのコネクタは、赤・黒の組み合わせが5V、黄・黒の組み合わせが12Vです。
ファンには12Vを使用するので、2ピンのコネクタが、4ピンコネクタの黄・黒から取り出したケーブルであればOK!
接続方法
まずは道具の準備。
・ドライヤー
・ビニールテープ
・熱収縮チューブ(Φ1.5)
・取り付けるファン
・ニッパ
・ドライバー
・カッター
(1)コネクタを切断
ファンケーブルのコネクタを切断します。
今回は赤・黒以外に青色のケーブルが付いていましたが、これは不要です。
マザーボードに繋げれば、ファンの回転数を見たりできますが、今回は使えないので、少し短めに切断しておいて下さい。
また、このケーブルの色は黄色の場合もあります。
2ピンの電源ケーブルの方もコネクタが付いている場合は切断して下さい。
(2)ケーブルの被覆を剥く
ファン側のケーブルと電源側のケーブルの被覆を剥きます。
カッターの刃をケーブルの被覆にあてながら、芯線を傷つけないようケーブルをくるくる回すと、綺麗に被覆が取れます(約3cm)。
(3)ファンケーブルと電源ケーブルを結束
ファン側のケーブルと電源のケーブルそれぞれ、赤と赤、黒と黒というように2本をネジネジ撚って結線します。
(4)熱収縮チューブを被せる
2本のケーブルがほどけてしまわないようにと、パソコン内で金属部分に触れてパーツが破損しないようにの対策です。
適度な長さに切断した熱収縮チューブを被せて、ドライヤーで加熱して下さい。
この熱収縮チューブは熱を与えると、縮みますので、チューブがその場所からがっちり動かなくなります。
(5)ビニールテープを巻いて保護強化
念のため、さらにビニールテープをぐるぐるまいて補強します。
(7)終了
これで、終わりです。
無事にファンが動きました。