公開日:2013年8月19日
【xrea】SEOを考慮して503エラー(メンテナンス中)を表示する
サイトメンテナンス時や緊急にサイトの公開を停止したい場合には、「.htaccess」を使うことで、サイト内どのページにユーザーがアクセスしても、自動的に任意のページに転送し、エラー文を表示させる事ができる。
ただし、xreaではApacheのバージョンにより、一般的な方法では503エラーが使用できない場合がある。
だからといって、その他の使用可能な30xエラーなどは、サイト移転時などに使われるステータスであり、メンテナンスを理由に使用することはSEO上よろしくない。
検索エンジンに誤った情報を与えることは、評価(検索結果の表示順)のダウンに繋がります。
では、xreaでも503リダイレクトを使用できる方法です。
『.htaccess』の作成
メモ帳などを開き、『.htaccess』と名前をつけて保存します。
最初に適当な名前のテキストファイルを作っておいて、名前を変えようとすると、できない。
拡張子が入力されていない為、「ファイル名を入力して下さい」とエラーが表示されます。
下記のソースを貼り付けます。
<IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteRule ^503/ - [L] RewriteRule ^.*$ 503/index.php </IfModule>
『index.php」の作成
index.phpを作成して、表示されるエラーを表記します。
<?php print<<<EOF <!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="utf-8"> <title>メンテナンス中</title> <meta name="keywords" content=""> <meta name="description" content=""> </head> <body> <div id="container"> <p>現在、メンテナンス中です。</p> </div> </body> </html> EOF; ?>
『503』というフォルダを作っておき、その中に『index.php』を保存します。
文字コードはutf-8で保存しないと、文字化けします。
アップロード
それらをindex.htmlが置いてある所にアップすればOKです。
.htaccess
503/index.php
これで、どのページにアクセスしても、メンテンス中のエラー画面が表示されます。
見た目的には何のステータス情報もありませんが、検索エンジンには、503エラーで「メンテナンス中だよ」という事がちゃんと伝わっています。