食洗器(Panasonic NP-TSP1)導入前の注意点とレビュー!賃貸アパート・マンション向け
「食洗器だとちゃんと汚れ落ちないでしょ?」
「大した量じゃないし、手で洗った方が早いじゃん!」
そんな妻の言い分を押し切り、やや強引に食洗器を導入。
それから、約一年が経ちました。
当初はあんなに反対していた妻も、食洗器をフル活用してくれています。
しかし、良い事ばかりではありませんでした。
食洗器には想像していなかったデメリットもありました。
そこで今回は、食洗器を導入する前にしっておきたい注意点について紹介したいと思います。
特に賃貸マンション・アパートにお住まいの方に見て頂きたいです。
①食器のセットに時間が掛かる
わが家で使用している食洗器は「Panasonic NP-TSP1-W(ホワイト)」です↓
この食洗器の主な特徴は以下の通りです↓
- 分岐水栓なので取り付けが掛からない(タンクを使って給水 → 詳しくは後述します)
- 賃貸物件の狭い台所でも設置可能なスリムサイズ
- 一回で約4人分の食器が洗浄可能
わが家の家族は4人構成。
- 父(私)
- 母
- 中学生
- 幼児
食洗機の対応人数にピッタリとなっています。
ところが、結構ギチギチです。
食器のセットにもコツが必要で、慣れるまではセットにかなり時間を要します。
こだわりの強い私は、キレイにセットされていないのが気に入らなくて、一番最初に家族四人分の食器をセットしたときは、30分ぐらい掛かりました。
慣れてくれば15分くらいでキレイにセットできるようになりますが、正直、想像してたイメージとは違いました。
もっと、ポンポン置いていくだけのつもりでした。
当然、ポンポン適当に置いていくだけでは、家族4人分の食器は入りきりません。
なので、「食洗器を使うと家事の時間が短縮されるか?」と言うと、それほど時間は変わらないかもしれません、
「じゃあ、何が良いのか?」と言うと、「洗うよりセットするだけの方が面倒じゃない」って感じです。
私や子供は「手で洗うのは面倒だけど、食洗器にセットするだけなら、まぁいっか・・・」と手伝うハードルが随分と低くなりました。
②結構、電気を食う
「Panasonic NP-TSP1」の場合、一回の使用に掛かる電気代は「約20円」との事。
一日数回使用するので、月額2,000円くらいは電気代がアップすることになるでしょう。
しかし、重要なのは電気代ではないんです。
わが家では、食洗器で使用する電気の大きさが結構な問題となりました。
食洗器はモーターをガンガン回して水流を当て、最後にヒーターをガンガン使って食器を乾燥させます。
その時に、ブレーカーが落ちるんです。
わが家では、妻が晩御飯の準備中に長女がお風呂に入ります。
なので、電子レンジとドライヤーが同時に使用されることは珍しくありません。
そのときに、もし食洗器を使おうものなら、許容電流オーバー。
「バチン!」とブレーカーが落ちてしまいます。
当然、作業中の私のパソコンも強制終了されてしまうため、その度に大慌て。
録画中のレコーダーも炊飯器も途中で止まってしまいます。
よって食洗器を導入すると、電気を大きく使う家電を同時に使わないように気を使って生活していく必要が出てきます。
③給水がめんどくさい
「Panasonic NP-TSP1」の特徴は、分岐水栓が不要で給水タンクを使って給水できることです。
しかし、この給水がめんどくさい。
一回の洗浄に、給水タンクに水を貯め食洗器に水を入れる作業を4〜5回行う必要があります。
結局、給水の間、ずっと台所にいないといけません。
なんとか水道から直接給水できないかと試みましたが、微妙に届かず・・・
結局、3Dプリンタで給水ホースを自作して、なんとか水道から直接給水できるようになりました。
とはいえ、必要な水の量まで溜めると「ピピピ」と音が鳴るだけです。
他の家事に夢中になっていたり、掃除機を掛けていて音を聞き逃してしまうと、水があふれて台所が水浸しになってしまうので、注意が必要です。
最後に
色々な不満を書きましたが、トータルではとても満足しています。
「食後の片付けが面倒」というわが家みんなの悩みを解決できたことは、とても大きいです。
「食洗器を欲しいと思ってるけど、どうしようか悩んでる」という知人には、みんなに「絶対に買うべき!」といつもオススメしています。