「なんで、おじさんはマスクをしないのか?」その疑問にオッサンが答える。
「なんで、おじさんはマスクをしてないの?」
小学5年生の娘に聞かれたわけです。
その日は、近所のスーパーに買い物に来ていたのですが、たしかに見渡す限りマスクをしていないのは「おっさん」だけ。
僕も36歳になるので、おっさんと呼ばれてもおかしくない年齢だし、悲しいことに、マスクをしない人の気持ちが少しだけ分かってしまいます。
簡単に言えば、
「マスクをするのがカッコ悪い」
と思ってるんです。
「いやいや、マスクしない方がダセぇよ」
って普通の人なら思いますよね?
でも、それが本人には分からない・・・
例えば、飲み会とかで、未だに「学生の頃、俺は悪かったんだぜ」的な武勇伝を話す男いるじゃないですか?
あれ、「みんなと違うことをしてきた自分カッコイイ」って思ってるわけですよ。
他の奴らより過激なことができる「俺ってスゲー」って勘違い。
本人は面白いと思って話してるのでしょうが、聞いてるこっちは全然面白くない。
せめて、「そのとき迷惑かけた人に謝罪する話にしろ」って感じです。
まさにマスクをしない同じ状況。
もちろん、本人に、
「マスクしないのカッコイイとでも思ってるんですか?それダサいですよ」
なんて伝えても、絶対に納得してくれません。
だって、やってることのダサさに気付かないから、ダサいんですもん。
きっと、こう思ってる。
「マスクなんてしてても予防にはならないんだから」
「俺、感染してないし、マスクするだけ無駄でしょ」
「他の奴らよりは、俺、詳しいんだぜ!」
ってね。
もう今やマスクが感染予防の効果が「ある」とか「ない」とか、そういう話じゃない。
マスクをしていない人を見て、嫌悪感を抱く人がいる状況だから、マスクをするのがエチケット。
いや、もはや『マナー』です。
もちろん、「マスクが買えない」とか、「たまたまマスクを忘れただけ」って人もいるかもしれません。
だとしても、やっぱり周りの人を舐めてる。
もし、こんな状況だったらどうでしょう?
「マスクを忘れたら、みんなからボコボコされる」
絶対、マスクを忘れないはずです。
結局、マスクをしないおじさんは、自分のことしか考えてないだけ。
ってことで、以上、「なんで、おじさんはマスクをしないのか?その疑問にオッサンが答える」でした。