そんなに要らない!JALの飛行機に乗ると何度も貰える子供用プレゼントに意味はあるのか?
子供と一緒にJALの飛行機に乗ると、CAさんが『JALオリジナルグッズ』をプレゼントしてくれます。
写真だとたくさん種類がありますが、実際に選べるのは、
- コップ
- 靴下
- 飛行機の模型
の中から一つ。
行きと帰りで2回飛行機に乗るので、一回の旅行で、3種類の内2つのJALグッズを揃えることができます。
はじめて飛行機に乗ったときは、このプレゼントに子供たちもすごく喜びました。
最初だけはね・・・
(とうとう開封すらしなくなった・・・)
4回目の飛行機ともなると、どれを選んでも被るし、それほど興味を示しません。
5回目・6回目ともなると、子供たちも「もう要らないよ」って顔で、こちらを向いてきます。
かといって、優しい微笑で話しかけてくれるCAさんに「もう要らない」とは言えない状況。
せっかく、子供たちを喜ばせようとしてくれてるんだから・・・
でも、ふと思ったんです。
何度も何度もプレゼントをあげるのは、子供たちを喜ばせる為だけが目的じゃないのでは?
「JALブランドを子供たちに根付かせること」
が本当の目的なのではないかと。
子供の頃からブランドに親しませていく手法っていうのは、携帯電話の会社でも用いられています。
キッズケータイだけ月額料金が安かったり、学割があったり・・・
明らかに元は取れてない料金設定になっていますが、それはあくまで投資。
将来、その子供たちが大人になった時に自分たちの会社を選んでもらいやすくする為なんですよね。
たしかに子供の頃に親しんだものは、大人になった今でも強い印象が残ってます。
僕の場合、よく行ってたスーパーや大型ショッピングセンターは、今でも大好きです。
品揃えや値段はイオンに敵いませんが、それでもたまに行きたくなる。
すごく不思議。
やっぱり、どこか心の根っこの部分に良いイメージが残っているんだと思います。
もちろん、本当にJALが狙ってやっているのか?
真実は分かりません。
ただ、子供に強いイメージを残すには、懸命なサービス精神が必要です。
一人で飛行機乗ってる時は、それほどJALのサービスが優れてるとは感じませんでしたが、家族で乗ると全く違いました。
子供が乗る座席には、予めブランケットが置いてあったり、
子供にほっこりするような手紙を書いてくれたり、
このJALグッズのプレゼントだったり。
グッズに何か狙いがあったとしても、JALが私たちを本気でサービスを提供しようという強い気持ちは変わりませんからね。