子供のプログラミング思考が身につくゲームBEST3(ニンテンドースイッチ編)
僕が『プログラミング』を仕事にしていることもあって、ゲームも論理的思考が必要なジャンルを好むことが多いです。
そこで今回は、プレイ経験のあるニンテンドースイッチのゲームソフトの中から、子供(小学5年生の女子)と一緒にやって「盛り上がった」&「プログラミング思考が身に付きそうだな」と思ったゲームBEST3を紹介します。
第1位:マリオメーカー
『さまざまな仕掛けを組み合わせて、コースを作る』
この過程は、色々な命令文を組み合わせて作るプログラムの思考とそっくりです。
また、何度も修正して、少しずつコースを最適化していく粘り強さは、思考力を高める為に絶対に欠かせない能力を育むことができます。
「友達や両親を楽しませるために面白いコースを作りたい!」とゲームに熱中できれば、いつの間にか論理的思考が身に付くでしょう。
特に子供たちが親しみやすいキャラクター「マリオ」が題材なのが良いですね。
最初の方は仕掛けの使い方が分からないと思うので、ソフトと一緒に攻略本の購入がオススメです。
僕らも新しいプログラム言語を使うときは、最初に基本書を買ってきて、ざっくり目を通してから手を付けますよ。
マリオメーカーの参考リンク
第2位:マインクラフト
マインクラフトは、レゴブロックのゲーム版みたいな感じです。
ブロックを組み合わせて、建物や畑を作って、自分の思い通りの世界を作る事ができます。
マインクラフトでプログラミング能力を身につける為にやって欲しいのが、
『レッドストーンを使った回路の作成』
です。
レッドストーン = 電気みたいなもので、ブロックにレッドストーンを繋いで、自動でブロックを運んだり、自動で作物を作ったり、さまざまな機械を作ることができます。
実際のコードを書かないだけで、レッドストーン回路でやってることは、ほぼプログラミングです。
だから、プログラミングに必要な能力はもちろん身につきます。
それだけでなく、
「プログラムがなぜ必要なのか?」
「プログラムがどんなときに使われているのか?」
マイクラは、よりリアルに近い体験を学習できます。
ただ、レッドストーンを使ったマイクラは、ちょっと難易度が高いので、小学生だけでは難しいです。
ぜひ、大人も一緒にやってあげてください。
プログラミングの基本が勉強できますよ。
なお、攻略本は必須です。
レッドストーン回路がメインのものを選んでください。
マインクラフトの参考リンク
第3位:ヒューマン フォール フラット
人間の体から背骨が抜けたようなフニャフニャなキャラクターを操作して、ステージから脱出するゲームです。
動きが面白いので、間違いなく子供たち爆笑しますよ。
さまざまな制限がある中で、与えられた道具だけを使って脱出しないといけないので、かなり高度な問題解決能力を育むことができます。
『制限がある中で目的を達成させる』
これはプログラミングも、全く同じです。
特にプログラミングでは、制限がきついので、『アイディア = ひらめき力』が大事になってきます。
同じプログラマーでも、能力によって出来上がりが全然違いますからね。
キレイで効率的なコードを書ける人もいれば、ぐっちゃぐちゃなコードしか書けない人もいます。
例えば、『5人にりんごを10個ずつ配るとき、何個必要ですか?』みたいな問題があるとします。
普通なら、「5×10 = 50」と計算します。
ところが、能力が低い人は、「10+10+10+10+10 = 50」のようなコードを書いてしまいます。
プログラミングだけでなく、他の仕事でも『問題解決能力』は大事だと思います。
ただ、小学生ぐらいには少し難易度が高いです。
2人で協力プレイをすると、力技でもっと簡単にクリアできるので、大人やご兄弟と一緒にやらせてあげてください。
ダウンロード販売のみですが、765円と値段もお手頃ですよ。