オンライン対戦が苦手な僕、スイッチ版スプラトゥーン2は嫌いじゃない
オンライン対戦って、緊張しませんか?
僕、対戦相手がCPUではなく、画面の向こう側で同じ人間が操作してるんだと思うと、
「下手くそでカッコ悪いプレイしたら、恥ずかしいな…」
「相手がつまらない思いしないように、レベルの高い対戦にしなきゃ!」
なんてことを考えてしまって、全然ゲームが楽しめなくなるんです。
サッカーや格闘技のオンライン対戦でも同じ。
全部苦手です。
でも、スプラトゥーンやってみて気付きました。
オンライン対戦で緊張するのって、『一対一』で戦うときだけなんですよね。
スプラトゥーンの場合、4対4のチーム戦なんですが、全く緊張しないんです。
おそらく、「8人もいるから僕ぐらい下手くそでも大丈夫でしょ」って安心感があるのかも。
それにスプラトゥーンの場合、適当にやってもそこそこ戦えます。
だから、「ヘタ過ぎて申し訳ない…」なんて気持ちになることもありません。
スプラトゥーンは他のゲームとは違って、オンライン対戦が凄く気楽にできるんです。
下手くそでも勝てるゲームシステム
スプラトゥーンは、インク(イカスミ)が発射される武器を使って、相手より多く壁や地面を自分のチーム色に染めた方が勝ちというルールです。
『敵を倒した数』じゃなくて『色を染めた面積』が結果になるゲームシステムは、本当に素晴らしいと思う。
上手い人はガンガン敵を倒しに行って、相手の領地を占領しに行くけど、まだ下手くそな僕は、上手い人たちが塗り損ねた隅っこを丁寧に塗ってればいいんです。
敵を倒さなくても、それで十分戦えます!
オンラインゲームで負けが続くとすぐ嫌になる僕が、スプラトゥーンを続けられているのは、間違いなくこのゲームシステムのおかげで。
逆に「今回は、かなり敵も倒して塗ったぞ!」と思っても、「あれ?意外とポイントが低い…負けた」なんてことも結構ありますけどね。
大人がハマる理由
正直、「スプラトゥーン、何でそんなに流行ってるの?」って思ってました。
しかも、大人がハマってる。
前作の『WiiU版スプラトゥーン1』が発売されてから二年以上経つのに『スプラトゥーン』という文字をチラホラ見掛けるので、「ずいぶん息の長いゲームだなぁ」とは思っていましたが、やってみてわかった。
これはハマる!
いや、正確に言うと「ハマるまでやれる」
30代という年齢もあるんでしょうが、近頃、『ゲームにハマる』というのが難しくなってきました。
映像がリアルで、ボリュームもたっぷりある最近のゲームは、気が乗らない。
ゲームでリラックスしたいのに、難しいことはしたくない。
説明書も見たくないし、面倒な操作も覚えたくない。
だから、パッケージの裏面を見て「面白そう…」と思うゲームを見つけても、なかなか買うまでいかない。
なんとか買うところまで行っても、あまり続かず、途中で止めてしまうことも多くなりました。
そのゲームがつまらないわけじゃない。
もう少し続けれていれば、きっとハマれるくらいのパフォーマンスは持っているはずなんです。
でも、無理…
その点、スプラトゥーンは操作もシンプルで、最初からスイスイ進められたのが良かった。
スプラトゥーン、面白いの?
イカやタコをチーフにしたユニークなキャラクター。
インク(イカスミ)で陣地を取り合うというシンプルなゲーム性。
自分好みで選べるさまざまな能力を持つ武器。
完全に僕好みのゲームでした。
オンライン対戦のゲームが苦手って人も、絶対楽しめますよ。
ニンテンドースイッチ版の『スプラトゥーン2』が、2017年7月21日に発売されたばかりです。
ぜひ、お試しあれ~