公開日:2013年12月18日

3ピンのファンを2ピンの電源コネクタに接続して動かす方法

この記事のポイント

コネクタからケーブルを切断し、必要な電源ケーブルだけを直で繋ぎましょう!

ジャンクで購入した3ピンタイプの中古ファン。

さっそく、マザーボード(型番)のファン端子(sys_fan)に繋ぐが動かない。

BIOSを確認してみるも、どうやら認識していない様子。

仕方ないので、電源から直で繋ぐことに。

元々付いていたファンは2ピンタイプで、赤・黒・黒・黄とある4ピンの電源コネクタから取り出した2ピンのコネクタと接続してあった。

今回、この2ピンの電源と3ピンの中古ファンを接続することに。

まずは、念のため、2ピンの電源コネクタの電圧を確認します。

赤・黒・黒・黄とある4ピンのコネクタは、赤・黒の組み合わせが5V、黄・黒の組み合わせが12Vです。

ファンには12Vを使用するので、2ピンのコネクタが、4ピンコネクタの黄・黒から取り出したケーブルであればOK!

接続方法

まずは道具の準備。

・ドライヤー
・ビニールテープ
・熱収縮チューブ(Φ1.5)
・取り付けるファン
・ニッパ
・ドライバー
・カッター

(1)コネクタを切断

ファンケーブルのコネクタを切断します。

今回は赤・黒以外に青色のケーブルが付いていましたが、これは不要です。

マザーボードに繋げれば、ファンの回転数を見たりできますが、今回は使えないので、少し短めに切断しておいて下さい。

また、このケーブルの色は黄色の場合もあります。

2ピンの電源ケーブルの方もコネクタが付いている場合は切断して下さい。

 

(2)ケーブルの被覆を剥く

ファン側のケーブルと電源側のケーブルの被覆を剥きます。

カッターの刃をケーブルの被覆にあてながら、芯線を傷つけないようケーブルをくるくる回すと、綺麗に被覆が取れます(約3cm)。

 

(3)ファンケーブルと電源ケーブルを結束

ファン側のケーブルと電源のケーブルそれぞれ、赤と赤、黒と黒というように2本をネジネジ撚って結線します。

 

(4)熱収縮チューブを被せる

2本のケーブルがほどけてしまわないようにと、パソコン内で金属部分に触れてパーツが破損しないようにの対策です。

適度な長さに切断した熱収縮チューブを被せて、ドライヤーで加熱して下さい。

この熱収縮チューブは熱を与えると、縮みますので、チューブがその場所からがっちり動かなくなります。

 

(5)ビニールテープを巻いて保護強化

念のため、さらにビニールテープをぐるぐるまいて補強します。

 

(7)終了

これで、終わりです。

無事にファンが動きました。

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